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| 名探偵コナン 劇場版第7弾 「迷宮の十字路」 |
ネタバレ注意!! ご注意下さい！
| 劇場版第7弾 「迷宮の十字路」 観に行って参りました、劇場版。ストーリー的には結構地味かなという印象でした。連続殺人事件を地味と言ってはいけないのでしょうが（苦笑）。 舞台装置がね〜。特に、時限爆弾のタイムサスペンスではないし、海洋施設を破壊するわけでないし、魔術師は出てこないし、遊園地での追いかけっこでもないし、火事場のレスキューでもないし、タイムトラベルでもないし。で、自分の印象としては意外に地味だったかな、でした。 バイクバトルはゲームみたいで迫力ありましたね。ひそかにすごい顔して、服部にしがみついているコナンが可愛いｖ 前半にタイトルつけるとしたら、「京都の春を満喫！ 平次、コナンのらぶらぶデートｖ」で意外にいけるかも（笑）。デートはともかく、本当によきライバルというより、仲のよいお友達になっていて可愛いけど、ひねくれ者としては、ちっと物足りないような（苦笑）。いや、本当に仲良かったです。初恋談義をしているのも男の子ぽくて○。 小さな幸せ探しとしては、高木刑事が相変わらず天然でいい感じですね。自分で気づかずに核心をつく科白をいうあたりは、ポワロのヘイスティングス大尉みたいで、自分的にはポイント高いです。ヘイスティングス好きなんですよ〜ｖ いや、それはさておき今回は本当にオールキャストでしかも、皆ちゃんと役割があって凝縮っぽかったです。あっ、妃ママの出番はなかったですな。残念残念。 もう一つの小さな幸せは、博士と哀ちゃんが順調にマッドサイエンティストの道を進んでいるのがいい感じでしたね。 今回のキーワードは「義経と弁慶」。何度も映画の中で言っているのに、ついつい忘れがちで見ておりました。コナンが軽快なフットワークで斜面を駆け下りるシーンも「まあおサルさんのようｖ」なんて見ていて、平次の「義経みたいな奴やな」という科白で、我に返ったりして（苦笑）。 ちなみに、前に映画にちなんだプレゼントか何かの牛若丸姿のコナンのイラストを見た時に、初めに思ったのは「桃○郎侍？」でした（苦笑）。勘働きが悪い奴ですみません。 欲を言えば、もう少し心理描写が欲しかったような。おじゃる警部のリス設定とかは思わせぶりにもならずに、何だったんでしょうか（苦笑）。白鳥警部と平次のやり取りは楽しかったですが（笑）。他の容疑者の皆さんはアクのある人が少なくて、影が薄いです。住職が全てを超越してて、いい感じでしたが。 少なくとも、平次が事件に関わった理由や犯人の殺人の理由とかもちっと掘り下げてくれると嬉しかったのですが、そんなことしていたら時間が足りないのでしょうな。でも、いくらなんでも犯人の連続殺人の理由が「義経になりたかったんだぁ」（ちょっと違うけど）はどうかと思うのですが（苦笑）。 コナン（新一）の極悪っぷりが健在で嬉しいです。住居不法侵入とか放火とか（笑）。ついでに、今回は平次もひどい奴でしたな。蘭も和葉も可哀そうだ。というか、平次の目はかなりの節穴のように思えるです（爆笑）。 何はともあれ面白かったのは間違いないです。一応、平次とコナン（新一）ファンの腐女子が喜びそうなシーンとかありましたしね。一瞬、何するのかと思いましたよ。和葉ちゃんの目の前で（笑）。 ひねくれ者の萌えポイントは少なかったですが、頭脳労働担当コナン（新一）、肉体労働担当平次の役割分担がはっきりしていて、そこは楽しかったです。新一はアクションシーンでは本当に役に立たないというか何と言うか（苦笑）。何のために出てきたんでしょうか、彼。時間稼ぎか。 にしても、原作といい、映画といい工藤新一の顔ってば大安売りって感じですね。春の大バーゲンセールかしら。いや、キャンペーン中かも。 そして、映画は既に第8弾が製作決定とか。きっとまた来年も見に行ってしまうのでしょうな、自分。GWの恒例と化しております（苦笑）。そろそろ、またキッドでも出してくれないかな〜。と、無駄な期待をしてみたり（苦笑）。 （2003.4） |
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